家族と回復の関係

今日は月曜日なのに、朝の目覚めがとても良い!

昨夜2時近くまでスマホを触っていたから、朝は辛いだろうと覚悟していたのに。

だいたい朝はつらい。

でもたまーにこんな日もある。

私は何が原因か少しずつ分かってき始めたのです。

現在主人とは別居中のため、子供と二人で住んでいます。

息子との関係が良い時は、ストレスもないし、朝の目覚めもいい。

息子と私は、ひねくれた性格がよく似ているため、激しくぶつかることも多いのです。

息子が中学、高校2年頃までは反抗期がとてもひどくて、家には私と息子しかいないので、息子のうっぷんは全て私へと向かって来ていました。

酷い時はつかみ合い、殴り合いの喧嘩も日常だったこともあります。

私は長年鬱などの薬を飲みながら、フルタイムで仕事をし、家に帰ってもこんな状況だと、心の休まる暇もなく、気持ちに余裕が持てないので、息子にキツク当たってしまう負の連鎖の日々。

そんな長かった苦痛から、少し解放に向かっている気がします。

この春から息子の就職先が決まり、息子も気持ちがようやく落ち着き、少し大人になったのか、歩み寄りの気持ちが芽生えてきているようです。

同時に、息子の高校生活が終わることで、私の手から少し離れるため、やっと心の余裕が出来てきはじめました。

この半年は、精神的にもかなり安定していて、心療内科で貰ってきた薬は、最小限ですんでいます。

仕事の休憩時間に、デパートの地下で、美味しいパンやケーキを買って帰り、帰宅して息子と食べる。

美味しいと息子はとても喜ぶ。

そんな他愛のないどこにでもあるような日常が、何物にも代えがたい幸せだと感じるのです。

寒い日に息子が寒そうに寝ていたら、毛布を一枚多くかけてあげたり、息子を気遣うと、息子もその気持ちに応じてくれるのがわかる。

こんな小さなことも、今までは出来なかった。

それは仕事や生活に追われ、心が疲れ切っていたから。

言い訳ではなく、事実、心が疲れていると、人に優しい気持ちで接してあげる余裕は出てこない。

その点では、息子が小さい頃、あまり愛情をかけてあげられなくて、申し訳なかったと思う。

私が貧乏恐怖症でなければ、主人の給与の範囲内で、つつましくやりくりしながら家庭を守り、今のような別居という形にはならなかったろうに。

でも過去を振り返ったってどうすることも出来ない!

私の人生はこうなる様に向けられていたのだろうから、今はそれを受け入れて、持病とも気長に付き合い、息子との時間を大切に過ごしていきたいと考えています。

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