DNAで繋がっている限り、貧乏恐怖症に限らず親子は似てあたりまえ。
18歳の息子がいるのですが、私が育ってきた家庭環境とは異なるものの、小学校の低学年の頃から、やたらお金のことばかり口にする子でした。
18になった今でも、就職先は大手の企業の内定を貰うことができたのに、手取り額がすくないと言う理由から、まだ職にもついていないのに、サイドビジネスの事ばかりはなすのです。
息子が話すサイドビジネスとは
- ネットワークビジネス
- 輸入ビジネス
主に輸入ビジネスで1,000万貯めて、その1,000万で風力発電用の風車を買うというのです。
何度となく聞いているので、本気なのだろうと思うととても心配になります。
うちは、主人の実家には良い家もあり、土地も持っていて、賃貸で貸している分譲マンションもあるので、将来的には一人っ子の息子が後を継ぐことになります。
こんな環境でもまだお金に執着をするのかと思うと、息子も貧乏恐怖症なのではないかと心配になります。
しかし、基本貧乏恐怖症はうつ病による症状の一つに過ぎないため、息子もうつ病なのかというと、それは今のところ内容です。
今はただお金に執着しているだけなのか、彼の口癖はいつも「金が欲しい」なのです。
働き始めて、自分で稼いだお金を管理するようになれば、状況も少しは変わってくれないかと願いはしますが、小学校低学年からの癖が、今さらすぐに変わると思えません。
息子は他界した私の父にとてもよく似ています。
良い遺伝子は受け継ぎたいものですが、そうでない物を受け継ぐとは…。
皮肉なもので、似てほしくないことに限って受け継ぐような気がするのです。
これは、生まれ持ってきた宿題を済ませろと、言われているきもするのです。
何歳になろうと、私は一生息子の味方ですし、息子を見守っていかなければと思いますが、18で1,000万の風車を買うと言う息子の将来が正直不安です。
ちなみに私の父は、ADHD(多動)だったと思います。
私が自分のうつ治療をしている時に、躁鬱なのではないかと一時期診断され、薬ものんでいましたが、その後ADHDであることが分かりました。
現在ADHDの薬として、ストラテラが処方されていますが、飲み続けて調子が良いのです。
私も性格が父に似ていることから、父もきっとADHDだったに違いないと確信しました。
息子も注意力が欠落し、忘れ物が多く、部屋が片づけられない、おしゃべりなど、症状的にはかなり一致します。
ADHDと貧乏恐怖症の因果関係は定かではありませんが、我が家に課せられた宿命なのでしょう。