今朝仕事に行く準備をしていたら、朝の情報番組で、70過ぎても仕事を探して働き続ける老人達をフューチャーしていた。
一人の老人は、家賃7万に対して年金が6万しか入らないので、働くしかないのだという。
年金しかお金のあてがないのなら、何故7万の家賃の家に住むのか。
色んな事情があるのはわかる。
仕事の準備をしながら、何気に聞き流して観ていただけの内容だけど、釈然としない。
私は貧乏恐怖所だけど、少なからず、将来老人になっても、誰かのお世話や迷惑になることのない様にしたいと思い、昔からがむしゃらに働いているのだ。
どうにも様々な事情で、働き続けなければならない人がいるのは分かるけど、中には無計画のまま生活してきた人達もいるのではないかと、どうしても考えてしまう。
依然、こちらもテレビで「下流老人」の特集をしていた。
55歳の夫婦が、ファイナンシャルプランナーに家計を診断してもらった結果、10年後には間違いなく家計は破綻するといわれていた。
そのご夫妻の今までの生活は、はたから見れば、中流並みの生活にみえる。
海外旅行にも毎年のように出かけていたし、住んでいる家も安い団地などではない。
私は心の中で、無計画なだけなのでは?と不快に感じた。
そのご夫妻は、お金のプロ中のプロに、10年後破綻の宣言までされているのに、「どうにかなるよ」とにこやかに笑っている。
これはこれで、別の病気なんじゃないかと、本気で心配になるほどのんきなものだ。
こんな人達が、10年後家計が破綻することになると、生活保護を頼るのでしょう。
国から支給される生活保護のお金って、国民の血税から支給されるお金なのに、今まで好き勝手生きていた人達が、将来年金を貰える分からない様な、若者が働いて出される血税で生活に使うのよね。
どうにも腑に落ちない…
私のように、貧乏恐怖症になってまで働くのもどうかと思うけど、少なくても国の未来を考えず、自分の事しか考えられない大人よりはましな気がするのです。
言い方はキツイかもしれないけど、今の子供たちが将来貰う年金額より、今の老人たちの方がはるかに多く年金をもらっているのだから、もう少し若いうちから計画的に生活していれば、絶対どうにかできたはず。
ホントに日本の将来が心配だ。
私はずーーーっと働き続けているけど、今となっては自分の仕事があってよかったと感じている。
逆に、私から仕事を取ったら何が残るのだろうと、最近では考えることがある。
仕事をすることで嫌なことも今だに沢山ある。
そんな仕事をすることで、人間的にもかなり鍛えられてきた。
子供だってそう。
本来子供なんて好きじゃない。
でも結婚して、主人が子供好きだったから自然にまかせていたら、子供を授かった。
子育てで、泣きたいくらい大変なことなんて沢山あった。
でも今では、私を鍛えるために、神様は子供を私に託したのではないか、とさへ思う。
もうすぐ社会に出る息子には、私をお母さんにしてくれてありがとうという持ちになる。
そんな子供達の将来暮らす日本が、少しでも良い方向に向かうよう、心から願う思いでいっぱいです。